NAO YOSHIOKA INTERVIEW

  • 2018/8/21

NAO YOSHIOKA profile.

NY仕込みのパワフルなヴォイスと表現力、ヒストリーに根ざしながらもレイドバックとは異なるモダンなテイストを兼ね備えた現在進行形ソウル・シンガー。2013年の1st『The Light』はスマッシュヒットを記録し2015年には全米でもリリース。日本では同年2nd『Rising』でメジャーデビューを果たした。更に2016年にはアメリカの「Capital Jazz Fest」で2万人規模のメインステージに出演し、同年9月リリースの3rd『The Truth』ではアリシア・キーズらを支えた名プロデューサー/ライターたちと共作するなど世界を股にかけ活躍している。

 

 

数多くの有名アーティストを輩出していることでも有名なニューヨークの「アポロ・シアター」アマチュアナイトでの準優勝、アメリカ最大規模のゴスペル・フェスではファイナリストに選出されるなどの経歴をお持ちですが、海外での活動を決心された経緯を教えてください。

 

元々は地元大阪で歌手のプロデビューに向けてオーディションを受けたり、楽曲制作を行ったりして音楽活動をしていたのですが、家族で大変なことがあったり、学校生活も上手く馴染めなかったりして、自分が何を歌いたいのか伝えたいのかもわからなくなってしまった時期がありました。登校もできなくなり引きこもりになってしまいました。

それから2年ほど歌と向き合えない日々を過ごして、自分にとって音楽が全てだと思って生きてきたので、生きる希望すらなくなってしまっていました。

そんな時に姉からニューヨークの雑誌が送られてきたり、たまたまテレビでニューヨークの特番が放送されていたり、読んでいた本にニューヨークの話が出てきたりと、全ての出来事が数日の間に立て続けに起こったんです。

「これはニューヨークに行くしかない!」と、半ば思いつきに近い形で渡米を決めました。

ニューヨークに渡ってから自分にとって一番大きかったのは、私の人生を変える恩師となったボイストレーナーに出会い、音楽を学ぶ中で音楽によって助けられたことでした。

Sam Cookeの”Change is Gonna Come”という曲を練習していた時に、「変化は必ず訪れる」という歌詞を歌いながら自分自身がこのリリックに勇気付けられて、この時初めて自分の人生と歌の世界観がリンクするという体験をしました。音楽はこんなに人の人生を変える力があるのだと。

この経験から、音楽は国境・言語を超えて伝わるんだと実感し、 次は私が音楽を通して世界中の人々の心に寄り添えるような歌を歌っていきたいと、 海外での活動を決心しました。

 

現在、アメリカやヨーロッパなど国境を越え活躍されていますが、様々な国の人々と触れ合うことで得たものとはなんですか?

 

絵や音楽など美しく感じるものは、言葉を超えて心に届くということです。 言葉が通じず、お互いコミュニケーション出来ない相手でも、動物的に感じられる感動や感性は言語を超えて人を繋いでくれるのだと思います。

 

昨年9月にリリースされたメジャー2作目となるアルバム「The Truth」では、世界で活躍するプロデューサー陣も多数参加していますが、どのようなコンセプトで制作されたのでしょうか?

 

2015年に全米デビューをさせていただき、そのリリースパーティーをニューヨークにあるBB King Blues Club & Grillで行ったのですが、このライブに足を運んでくださった観客やミュージシャンの中には、様々な人種の方達が集まっていました。

私がライブで歌っている時に会場にいる全員と心が繋がっているような瞬間を強く感じたのですが、私の歌を聞いて泣いている人やその感動をライブ後に話してくださる方が大勢いらっしゃいました。

その時に「国籍・人種など色々な隔たりがあると思っていたけど、私達は本当は深い部分で繋がっているんだ。そんな価値観を持った新しい人が、これから新しい時代を作っていくんだ!」と強く感じました。

人種などの違いについては、ネガティブな問題のニュースが流れることも多いですが、 私は世界を旅して、音楽を通じてポジティブな真実を目の当たりにしてきました。

その経験から、“音楽は国境を超えて私たちの心を繋いでくれる、それが私にとっての「The Truth」(真実)だ。”というコンセプトで制作を進めました。

 

8月23日(水)に札幌公演を控える「Nao Yoshioka The Truth Trio Tour 2017 ~Freedom & Sound~」では、トリオ編成でのアコースティックツアーということですが、どのようなライブを見せてくれるのでしょうか?

 

3rd アルバム「The Truth」を3人だけのトリオ編成による、スペシャルアレンジを加えてお届けします。初めてこのトリオを聞いていただいた方からは、トリオとは思えないサウンドで圧倒された!とおっしゃってくださる方がいらっしゃいます。

パーカッションの豊田稔さんは元々ドラマー出身のパーカッションニストで、ドラムとパーカッションの美味しいところを兼ね備えたサウンド、そしてキーボードの小林岳五郎さんはキーボードを弾きながらシンセベースも演奏して、二人ともコーラスに入っていただくので、三人で奏でる最大限のサウンドが楽しめると思います!

小編成で音数が少ないからこそ、歌声もより引き立って伝えることができる、 この三人でしか表現できない「The Truth」の世界観をぜひ体感してください!

 

最後に “NORTH NAVI” をご覧の皆様にメッセージをお願いします。

 

NORTH NAVIをご覧の皆さん、こんにちは! 今年初の札幌でのライブ、本当に楽しみにしています! これまで何度も北海道でライブをさせていただき、 毎回最高の時間を過ごさせていただいています!

今回も暖かく音楽愛に溢れた北海道の皆さんと音楽で一つになれるような、 素晴らしいライブをご用意しています!
8月23日水曜日、ぜひKRAPS HALLに遊びに来てくださいね!

 

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